この度、平成29年度、東京納税貯蓄組合総連合会 総会におきまして会長にご指名頂きました近藤忠夫です。
会長としての御指名を頂いた経過を申しますと、去る4月12日東総連正副会長、名誉会長、常任顧問会議において次期会長選考を行いました。
又4月20日には、4月12日の経過を踏まえて選考委員による会長選任を行いました。満場一致で、私、近藤忠夫を推挙されました。これら民主的手順を経まして、この度、総会において選任を頂きましたことは誠に光栄に存じます。
僭越ですが皆様の同意のもと微力ながら職責を果たしてまいりたいと存じます。
東総連も創立60周年と長い歴史を経ての今日、先人が築いてきた蓄積の中に現在があると認識しております。
先般局連の立場で出席致しました記念式典時、申し上げたとおり、納税貯蓄組合が取り組む永遠の課題であります納税道義の高揚についてであります。
日本の豊かな国力と安全は、税金によって支えられていることは言うまでもありません。
マイナンバー制度など税を取り巻く環境は大きく変化する中、納税貯蓄組合活動の意義は益々高まっているものと考えられます。
特に中学生の税の作文は、全国でも高い参加率を誇っておりますが、東総連の活動が隅ずみ各48署連に行き届いているからだと思います。
その活動成果は全国の規範であり、ここを起点に新たな動きがスタートし、逆に衰退すれば全国各地の連合会も同じ道をたどることになります。
そう言う点では他にないミッションを東総連から全国に発信して行かなければ意義はありません。
納税貯蓄組合法は昭和26年に定められ65周年を迎えられております。
この由緒正しき納税貯蓄組合も今や、存亡の岐路に立たされていると感じます。
東総連は歴代の東京都知事の暖かい理解があってその活動基盤の一部を補助していただいております。
この活動原資を有効に活用し税に関する都民一人ひとりの意識を高揚し教宣する。各署連の事業活動にたいして集約した東総連はきちっと方向を示し活動成果を次のステップに導いて行かなければなりませんと。
今東総連が求められていることを申しますと
1、財源の確保 2、組織の充実 3、各事業の見直しと充実
4、事務局の機能 整備等、その他あげられます。
その一つ一つを皆様とともに果敢に取り組んで参りたいと思います。
組合員の皆様と一致した方向性に船を漕いでまいりたいと存じますのでご協力のほどお願い申し上げ就任の挨拶に代えさせていただきます。 |